「ご存知でしたか?乞う拡散」エネルギーインフラは子や孫の世代に引き継がねば」 

ご存知でしたか? と呼びかけ 乞う拡散
 「民営化するってさ」など市民グループの共同ネットワークであるガス事業・発電事業の民営化を考える市民連絡会が、両事業の株式会社譲渡に待ったをかける。
 
 5月30日、3月定例月議会後、二度目の会合。写真にある共通チラシの配布を決めた。
 新型コロナ禍は、市民生活を支える公共基盤を整理縮小したり民間企業に譲渡したりしながら脆弱化させてきた新自由主義の破綻を明らかにした。社会的共通資本を金の効率に委ねてきた結果でもある。
 
 多面にわたり、ライフラインであるエネルギー事業の公益性を改めて皆で考え合いたい。売却は決まった訳ではない。コロナ禍のどさくさに紛れて、市当局が独走することは許されない。市民の出番はこれからだ。是非、これも多くの市民に拡散していただきたい。ご協力をお願いします。

分かち難い水とエネルギーを訪ねて
 その市民たちが集う「金沢の明日を語る井戸端会議」が、6月11日、金沢市まなびー号(金沢市生涯学習支援事業)で、視察ツアーを行なった。昨年秋以来二度目の水とエネルギーを訪ねて。
 待望の恵みの雨が相当な降りになる中、末浄水場、辰巳ダム、新辰巳発電所、さらに手取ダムまで足を伸ばした。
 現場を訪れ、その仕組み、歴史的経緯に接すると、ライフラインの意味がハッキリと認識されてくる。
 参加者は、金沢市のガス・発電事業の民営化についても、思いを巡らせた。