「虚心坦懐に耳を傾けよう」平和のための日韓連帯・市民のつどい

 日本の韓国バッシングの原因は、日本側が朝鮮半 島の植民地化と先の戦争を反省していない点にあ ります。2015年、安倍総理の談話は、かつて日本 は、外交、経済の行き詰まりを力によって解決しよ うとしたといいます。しかしその力の行使は1931 年の「満州事変」以降に限定されていて、明治初期 から始まる征韓論、朝鮮支配をめざした日清・日露 戦争、1910年の武力による韓国併合にはふれてい ません。 
  権力者は、現在と未来の支配にとって都合の悪い 過去の支配例を歴史から消し去ろうとします。記憶 の抹殺、忘却の政策です。したがって、「権力に対 する人間の闘いとは、忘却に対する記憶の闘いであ る」(ミラン・クンデラ)。私たちもこうした視点で、 「韓国対日本」の対立図式に巻き込まれず、韓国や 東アジアとの歴史を真摯に見つめ直したいと思い ます。そして対立と排除ではなく、友好と連帯をめ ざして、私たち市民が何をすべきかを共に考えまし ょう。(趣意書より) お集まりください!