なぜ最終で育鵬社になったか?これでは説明になっていない

金沢市議会9月定例月議会本会議再開

 12002308_545796658905703_2333948739571041879_n[1]全国から驚きをもって注目された歴史教科書育鵬社採択。その経過と理由が山本議員、広田議員に答弁された。
 田邊教育委員長曰く「三社に評価の差がなかった。」ものが、なぜ最終で育鵬社になったか?これでは説明になっていない。資料を読めば「横並び」も理解に苦しむ。

 山本議員の残り時間1分余りで、私から関連質問したが、時間切れで答弁に至らなかった。
 市長の言う、教育総合会議での市長発言が「政治的中立性という矩を超えるものではなかった」と言えるのは、教育委員会が納得できる採択結果説明ができるかどうかにかかっている。
 果たして、教育委員会は、教育への識見で、教科書研究委員会、採択委員会の答申を尊重したと言えるのか。そこを厳しく検証しなければならない。

 そんな訳で、11日10時からの教育消防常任委員会に、通常説明員になっていない田邊教育委員長の出席を要請した。
11949254_545796672239035_3053582952459608461_n[1] 安保法案といい、権力者の独りよがりの歴史認識といい、歴史を真摯に学ばずして人の上に君臨しようとする劣化は深刻だ。教育委員会の見識に期待して裏切られたことは、決して見過ごしにはしない。

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