一夜明けて

一夜明けて

 惨憺たる結果のように映る。改憲勢力3分の2。社民党吉田忠智党首落ち、福島瑞穂一人当選。県選挙区岡田圧勝・・。でも隠れている成果は確実にあった。

13654297_665805743571460_7986334354544839483_n[1] 柴田未来さんが、お父さんと挨拶にやって来た。彼女の言葉の端々に悔しさが滲む。でも、捨て鉢ではない。これから立場はどうあれ、安倍改憲政治と闘い続けると、決然と宣言した。

 これから言うことは、敗戦の言い訳ではない。この三年間、石川の政界は、大きく地盤変動してきた。金沢だけをとっても、こちら側だった県議が引退、自民党への鞍替え、市議会では、岡田支持への転換一人、自民党所属への鞍替え2人、引退一人、辞職一人。
 つまりは、前回参院選11万票は、三年前の話だ。3〜4万票は失っての闘いだった訳だ。敗戦は敗戦である。言うまでもない。だが、金沢での7万票、全県での19万票は、大きな足がかりになる。

 マスコミの論調は、「野党共闘不発、足並みの乱れ、そして市民参加の選挙スタイルは保守地盤には通用しなかった。」である。だが、そうではない、これを生み出したのは、野党共闘、市民共闘に他ならない。でなければ説明がつかない。
 
 
これだけの新たな担い手を本気にさせ、市民に期待感を抱かせたのは、しばた未来の志であったと確信している。

 社民党の県内得票数は、12,202票(前回9,329)で福島みずほ票が2,258票(前々回の福島票(1,871)でした。全国的には、前回126万票を上回り150万票を超え、得票率も2.4%から2.7%に伸ばしました。いずれもアップしています。 これも皆さんを通じて、多くの市民の皆さんとの新しい絆をつくる事ができたからに他ありません。参院選挙に奮闘していただき本当にありがとうございました! アベ政治の暴走を止める!新たな闘いが始まります。社民党は、150万人もの多くの皆さんからの期待に応えるよう、全力で奮闘します。今後とも変わらぬご支援をお願いします。(社民党石川県連合清水文雄幹事長)


 NHKが触れたがらない沖縄、福島での勝利。皆さん、これらを確認しよう。ここから、再スタートできる。本当にお疲れ様でした。