議会として検証を

議会として検証を

3 今日11月29日は、午前から会議デー。経済環境常任委員会では、家庭ゴミ有料化に反対する陳情をさらに継続審査とした。環境局は、さらに説明会を続け、しかるべきタイミングで議会に諮りたいとその時期を依然として明らかにしなかった。
 諸報告では、労働政策課の働きたい女性と企業のマッチング交流会と、アンテナショップ「銀座の金沢」の業績評価に関して質問した。特に、不安定雇用の受け皿になとている女性の就労状況への認識と雇用者側との問題意識の共有について取り組みを質した。

 午後は、実質的には第一回の政務活動費運用改革会議。テレビカメラのフォーカスと、記者たちのメモに囲まれながら、検討の進め方を議論した。指摘された個々の問題は、報道でしか知ることができなかった。金沢の政務活動費が、個人支給、個人が収支報告する仕組みに改革してきたからだ。それらが不適切かどうかも含めて、初めてこの会議で、議会として正式に検証することなる。
 その手法をめぐりかなり議論した。疑念を持たれている以上、その検証は、個別具体、個人特定にならざるを得ないと私は発言した。信頼回復は透明な検証からしか生まれないと考えるからだ。その過程から、責任問題とか政治倫理上の問題としなければならない場合は、その方法を立てていかなければならない。また、名誉回復も図れるかもしれない。
 私は忌憚ない検証を繰り返し求めた。昨年の検討会で精度の高い運用規定改定を行ったはずだとも考えているからだ。

 次回は、12月5日12月定例月議会開議の日だ。大前提の検証から着手することを申し合わせた。