広域交通網の観点から
8月31日、連携中枢都市圏・都市交通特別委員会は近隣自治体議会との意見交換会二日目。津幡町議会との意見交換会。特別委員会の主テーマは、金沢市民、津幡町民共に、公共交通で生活が向上する連携方策だ。
津幡町は、IRいしかわ鉄道、七尾線、民間路線バスが基幹公共交通。これを高齢化対策、空白地域の解消、通勤通学対策の観点から、町営バスと福祉バスを運行して補完している。
議論から浮かび上がったのは、交通網に於いては、金沢市北部地区住民に不満があること。金沢都市圏の接続点に渋滞があること。それを解消するには、鉄道利用の促進、路線バスの便数増、パークアンドバスライドの適切な場所での設置などが有効ではないか。また、山間地で隣接している地域間の移動手段を共同する余地はないのか。
金沢市の交通戦略も、隣接自治体との連続性で見てくると、見え方も課題への対応方策も違って見えてくる。
益々、両自治体の連携が重要になる。