国連が日本政府に勧告

国連が日本政府に勧告

    国連の障害者権利条約に基づき、障害者の権利委員会が、日本政府に対して、障害のある子どもと他の子どもたちを分て行う分離教育をやめるよう勧告しました。

 私は、当事者や保護者たちと、分離別学の教育システムを改めて、障害のあるなしにかかわらず、さまざまな個性を持つ子どもが、地域の学校で共に学び共に育つ包摂する教育(インクルーシヴ教育)を求め続けてきました。

 が、分離教育の延長である特別支援教育を日本型インクルーシヴ教育だと強弁してきた日本です。それは世界標準からは外れ、差別を生み出すと改めて厳しく指摘されたことになります。

 金沢も、特別支援教育サポートセンターを設置する際、小将町中の校内から特別支援分校を切り離し、中央小芳斉町分校と統合する計画を進めています。これも世界に逆行です。再考を求めます。