市民の共有資産をめぐる攻防真っ只中

市民の共有資産をめぐる攻防真っ只中

 山科は、秋の虫たちのさながらオーケストラ。クツワムシ、カンタン、コオロギ、エンマコオロギ、スズムシなどなどが実に美しいハーモニーとなつて、疲れて帰る私を迎えてくれる。

 16日、建設企業常任委員会。朝から市庁舎前広場を取り囲む市民のスタンディングアピールが届いてくる。

 ガス事業発電事業譲渡関連議案の審査。昼の暫時休憩を挟み、15時半ごろに委員会採決。私は、森尾委員、新谷委員とともに反対討論。委員の賛否は3対3の同数。委員長判断で可決を宣言。

 詳細は差し控えるが、この委員会採決結果を認めるのか否かを本会議採決で決する。ガス事業廃止のための企業局設置条例等改正は、出席議員の3分の2を下回ると否決となる。ガス事業廃止を否決すれば、一体譲渡は頓挫する。その攻防の真っ只中にある。