当たり前の状況判断を下した(仮契約の延期について)

当たり前の状況判断を下した

#金沢市ガス事業発電事業売却問題

28日午後、企業局次長から報告があった。

1.仮契約の延期について譲渡予定企業6社との協議が整った。仮契約は6月30日、又は代表企業北陸電力と合意する日とした。(実質的には、30日を越える場合をも想定した延期であることを次長は否定しなかった)

🔷従って、関連議案は6月定例月議会には提出できないことが確定。では、9月定例月か? それ以前に緊急議会開催か?
 我が会派代表は、臨時議会で決めようなどぞんざいな扱いは認めないと明言。各派代表者会で了承されなければ臨時議会はできない。

2.その前に行う3回の説明会の実施については引き続き調整する。

3.4月30日締結基本協定による概ね1ヶ月後の新会社設立は、5月13日付けで登記手続きが行われた。「金沢ガス・電気株式会社」

🔷当初の仮契約期限だった週明け31日を前に、それが不可能であるために週末の今日28日金曜にマスコミに公表。建設企業常任委員に報告があったもの。議会軽視を厳しく指摘してきた結果でもある。

 必然的な状況判断だ。しかし繰り返すが、「9月なら良い」訳では決してない。立ち止まり、市民のものである両エネルギーライフラインの公共的な活かし方、待ったなしの気候変動対策のためにエネルギー政策を市民のものにするための方策を市民皆で考えるのだ。議会はその受け皿をつくる責務がある。

 それを支持する良識の多数派を与党系にも食い込み議会内につくり出す努力に全力をあげたい。