教育論議は尽くそう

11707799_513483918803644_8226901914803479064_n[1]    金沢市議会、今日2日は委員会審査。私は教育消防常任委員会だ。写真の通りの議件で、小中学校施設耐震化事業促進の補正予算案を委員会可決した。

 報告に対しては、私は3点発言した。

1.泉小学校・中学校新築、森山町小学校改築など、新校舎建設に当たっては、斬新設計が教育機能とずれないよう良く現場と双方向の意見交換せよ。
2.アレルギー対策指針策定では、除去食、代替食は検討しないのか?

3.そして、金沢型学校教育モデルについて。
 金沢モデルの下敷きになった答申には、自己肯定感の低さ、学習意欲の低さが課題とされている。これは、私が最も危惧してきた金沢の子どもたちの課題だ。この要因をどう認識、議論してきたかを問うた。
 授業方法を子ども主体の参加型、体験型にしていく。そのための授業観転換の必要性が答弁された。私はずれていると指摘した。上から改革、点数評価偏重より、学びの意欲が削がれてきたこと。教職員が追われ、疲れてしまっていること。切望していても教材研究と授業づくりを勤務時間にやれる条件がないこと。学校現場が主体的に教育に向き合える条件整備こそが必要だ。
 フィンランドもデンマークも点数評価は殆どない。評価は徹底した対話。そして20人前後の少人数学級。教科書選定含め教授の自由。日々、子どもたち下校後の教職員の自己研修保障!さらには2ヶ月のサマーバケーション!‼
 教育は創造。時間の中から豊かさが生まれる。これなくして、教育の深化発展はない。

 今日は、委員会の中で、久しぶりに教育談義をさせてもらった。