旧盆に死者を追悼し不再戦の誓い

旧盆に死者を追悼し不再戦の誓い

 今年も社民党石川県連合は、15日正午前に武蔵ヶ辻に立ちました。敗戦記念日の平和と不再戦を誓う街頭演説会です。

 アジア太平洋戦時の国民の死者310万人のうち9割は、敗戦までの2年間に集中しました。一方、戦場であったアジア、太平洋地域の人々は2000万人。1931年からの15年戦争が、日本の侵略戦争であったことを示す数字と言えます。これを直視し反省し、不再戦を誓うことが、アジアに信頼の平和ネットワークを築くことにつながると考えます。

 15日、16日旧盆の二日間は、加害に思いを馳せるため、韓国独立運動家尹奉吉暗葬之跡で追悼に集いました。そして、中国長沙で玉砕した妻の祖父、戦争未亡人となって悲しみの中、子ども三人を育てた祖母を墓参しました。

 また、私の母方の祖父母は美川の農家で、子ども10人をもうけましたが、9人が娘で戦争で亡くなることはありませんでした。私たち二人の命は、不幸中の幸いとしてつながったものと思います。

 あの戦争を遂行し、権力の側にいた末裔が今も政治の中枢にいます。時代の歯車を逆転させることは、決して許しません。

 ゆえに、安倍元首相の国葬には反対します。#安倍元首相国葬反対 #憲法改悪阻止