社民党金沢大晦日街宣で2022年締め

社民党金沢大晦日街宣で2022年締め

 12月31日、社民党金沢が一年を通じて続けてきた社民党の声も、2022年の締めを迎えました。恒例の大晦日街宣です。

 3月に繰り上がった金沢市長選。7月には党の命運をかけた参院選。  

 無所属で出馬した市長選では、ご期待にそう結果を出せませんでしたが、参院選では、金沢で社民党の得票率2%を超えるご支持を頂けました。私に、また社民党にお寄せくださったご厚情やお力添えに深く感謝を申し上げます。

 日本の民主主義が根底から揺らぐ事態が進行しています。アベノミクスがもたらした貧富の格差に、株価優遇のセロ金利政策による円安・物価高が追い討ちをかけ、低所得者の困窮が深刻化しています。そのような中で、国会審議もないまま、敵基地攻撃能力保有、防衛費倍増・5年間で43兆円を増税で賄う安全保障政策の大転換を閣議で決めてしまいました。

 国民に敵の脅威を意識させられれば、戦争政策を国民に易々と同意させられると、ナチスのゲーリングが言い残していますが、そのような状況下に入ってはいないでしょうか?

 「金持ちが戦争を始める、貧しい者たちが戦争で死ぬ」とサルトルは言いました。ロシアとウクライナでまさに進行中ではないですか?

 「この憲法が国民に保障する自由と権利は、国民の不断の努力によって保持されなければならない」(憲法第12条)

 大晦日街宣では、軍拡競争による安全保障のジレンマが戦争の火種をつくること、非軍事の外交による安全保障こそが現実的な力を持つことを重ねて呼びかけました。

 人の命と暮らしに予算を振り向け、消費税凍結、お金持ち層への増税による所得の再配分機能を高めて、人々の暮らしを守りたいと訴えました。

 2023年は、足元で自治の力を高めて、国の暴走、憲法改悪をを止める重要な年になります。

 その基礎になる統一自治体選挙が3月から4月にかけて行われます。盛本、森のチャレンジです。

 市民とともに歩む社民党の決意を申し上げて、「社民党の声」を打ち上げました。