第53回護憲大会・富山市大会

1-2憲法理念の実現を第53回護憲大会が、1945年8月2日大空襲を受けた富山市オーバードホールで始まった。私たちの憲法は、殺し殺されたあの侵略戦争の敗戦が原点だ。9条壊憲で戦争できる国を目指す安倍政治と対決する。吉田社民党党首も挨拶

安倍政治の本質 (メイン企画より)

アベノミクスは手段であり、目的は憲法改正にあり。選挙では暮らしを良くすると幻想を振りまき、選挙に勝つと憲法破壊を強行する。しかし、幻想は成長神話。人口減少時代とグローバル化の現実を見誤っている。高度成長期の成長モデルはもはや通用しない。これからの日本経済は、低成長成熟社会。モノの豊かさから心の豊かさへ。競争から共生・共存型社会へ。自然エネルギー活用した地産地消経済。市場経済から連帯経済へ。国際連帯税。
これからは国家の力を弱め、市民の力を強めて行く時代だ。
  -金子文夫横浜市立大名誉教授-

自民党憲法改正草案(メイン企画より)

国を愛せよと迫る国家はストーカー
近代を否定し、私領域に国が介入する
しかし、既に健康増進法、食育、少子化対策方法は、人生の自己決定に国が介入している
天皇の元首化・・・国民主権の制約
公共の福祉から公の秩序へ
人々の相互尊重から国による人権の規制へ
緊急事態条項は憲法超える執行権限
憲法停止の独裁権力へ 要警戒
  -清水雅彦日本体育大学 憲法学-

2沖縄高江における警察機動隊活動問題への法的アプローチ
沖縄差別意識を秘めたヘイト警備の一端
が露呈 市民から厳しく批判されるべき
民主的警察から逆行する警察権力化
市民生活、政党取り締まりの戦前警察
公安委員会に「内閣の事務を助ける」
警戒を要する時代になった
市民の保護を名目にした市民の逮捕拘束
は過剰不当
公安委員会は管理責任厳しく問われる
  -大城渡 名桜大学-

 

藤本実行委員長はまとめた

 戦争をさせない1000人委員会から総がかり運動をつくり、戦争法と闘ってきたが、格差と生存不安の中で、声すら上げられないでいる多くの人々の存在を忘れず取り組むと。
 不当起訴された山城博治沖縄平和運動センター議長とどう連帯して行くのか…⁈ 提起は…⁈