街宣復帰

街宣復帰

 金沢市議会本会議二日目を終え、片町で夕刻から憲法を守る会定例街宣。私には街宣復帰日となった。

 コロナ禍を逆用する火事場泥棒的緊急事態条項創設改憲は、命と暮らしの権利保障に逆行し、百害あって一利なし。

 だが、明文改憲は隠した実質改憲も言語道断だ。覇権と権益をめぐる米中対立の激化で、台湾有事が現実懸念に浮上している。南西諸島ラインに中国を封じ込めようとするアメリカは、その前線を自衛隊に担わせようとしている。過去最大規模の日米合同訓練がこの9月に強行される。平和運動センターと自衛隊基地への中止申し入れを検討している。

 憲法第12条。この憲法が国民に保障する自由と権利は、国民の不断の努力によって保持されなければならない。敵基地攻撃論を唱える勇ましい総裁選候補が安倍改憲の後継者として権力を物色している。アジアを戦場にしない積極平和へ、市民の闘いが必要な情勢だ。