裁判官の国待ちは相変わらず

裁判官の国待ちは相変わらず

 昨日は、名古屋高裁金沢支部で、志賀原発を廃炉に!訴訟の口頭弁論でした。

 提訴から10年。控訴審も弁論を重ね、原告団は、審理は尽くされたと早期結審を求めています。が、裁判所は、依然として国の規制委員会の断層判断を待つ姿勢です。

 昨日の弁論でも、裁判長が規制委員会の審査スケジュールを被告北陸電力の代理人弁護士に再三尋ねる有様でした。これでは、司法の存在意義はありません。

 原告意見陳述は、全国一般労組の種井書記長が立ちました。長年の原発反対運動から、原発が戦争の攻撃対象になる現実的なリスクについても指摘しました。