１月２２日こども⭐未来⭐教科書@かなざわが発足
続々と参加社が集まり、１００人近くに会場はふくれあがった。略して「コミキョー」は、歴史修正主義、国家主義を注入する教科書から子どもたちを守ろうとのろしを上げた。
前段に、半沢英一さんが報告者となり、「育鵬社歴史教科書の古代から現代までを読んでみる」学習会に聴き入った。天皇を頂点とする超国家主義と新自由主義の刷り込み、家族の定式的な記述、アジアとの歴史的連関性の記述回避と日本の独自性の強調、侵略を否定する戦争史の美化肯定・・・。
総会議事では、会則、基本方針で次の通り確認した。
「私たちは個人の尊厳と基本的人権・平和を守り、歴史の真実を見つめる、国際的視野を持った子どもたちが育つ教科書を求める。」
以下に、教科書読書会での議論の報告が不正確な点があったため、→を付して訂正する （現在この部分について精査中）
明けて今日２３日。くるま座の教科書読書会。元寇の記述にも〔明らかな間違い〕問題がある。
大越（現ベトナム）は三度元軍を撃退。ところが、これを元〔の最大領土〕→に服属する国・地域とするのは〔間違いが書かれているではないか〕→正確な記述と言えるのか。一体なぜこの記述が検定で通ったのか？
また、御家人は、国難に馳せ参じたと記述。他社では、報償を得んがためにと記述。これは、後の幕府求心力低下と整合する。金沢市教委が検定通過を理由にプラス評価のみを調査員に求めたことは誤りである。