11月の教育消防常任委員会

11月の教育消防常任委員会

1124-1 報告事項に、市が片町に設置してきた防犯カメラの更新が報告された。10年前に設置する際には、有識者、住民組織から意見を聞き、プライバシー保護のための運用基準や県警の活用ルールを盛り込んだ協定を県警と結んでいる。  
 精度が向上した新機種導入には、改めて、犯罪抑止効果はもちろん、プライバシー保護の実態把握など、この10年間の評価を行うべきではないか。
1124-2 私のこの問いに対して、危機管理課には方針がなく、課長が検討を答弁した。単なる警察捜査協力システムならば、住民市民の気温的人権を侵し、行き過ぎた管理社会を後押しするものでしかなくなる。

 教育では、金沢市教育行政大綱決定が報告された。教育行政と市長部局とが連携を強め、教育環境を向上させることが目的ならは、具体的な課題を明らかにし、大綱により、ど1124-3う解決の展望を示せるか明らかにすべきだ。統合保育指針は古く、インクルーシブからは遅れてしまっている点、看護師資格者の学校配置課題など喫緊の課題は少なくない。答弁からは、そうした意思が十分感じとられなかった。

 いずれも課題は山積している。