2月8日、ご覧の報告案件について、私は二点。
4月から中学校学校選択制度を廃止する。10年に及ぶ懸案だった。それに対応して、指定校変更制度を拡充する。4.9%201人が指定校変更を申請した。変更理由にある特色ある教育活動の内容を質問した。
答弁では、部活、学力向上、学校行事や生徒会活動などに希望があるとされた。やはり部活問題だ。部活の社会教育移管が進まず、地域の子どもたちのニーズに対応できない場合があることが浮き彫りになった。
もう一点は、土曜授業について。モデル事業は、国の事業だ。週五日制で家庭、地域に返す体制づくりにコミュニティが協力してきたこととぶつかりが生じているのだ。教職員の勤務割り振りが異例の長期休業中のまとめ取りであるのも、歪んだ実態だ。国からは何ら情報は来ないというのも理解できない。
教育長は、2020年度からの英語科創設で5日間の授業日では足りなくなるのにどう対応するか文科省にも問題提起してきたという。ずさんさが目立つ。
子ども、学校現場そっちのけで、文科行政が動いている。