私は、新型コロナウィルス感染症により20日から入院加療となり、本日9月1日10時、回復なって退院しました。咳なし、喉痛なしでも、微熱の継続が肺炎でした。CT検査で発見していただきました。
私にとっての救いは、関係者から一人も陽性者が出なかったことです。これには一番ホッとしました。
回復は、主治医の先生の的確なご指導と看護師さんチームの患者の不安に寄り添った手厚い看護のおかげです。そのご苦労をつぶさに実感したところです。
また治療に専念できたのは、議会をはじめ様々な関係機関、仲間の皆様の温かいご配慮です。深く感謝申し上げます。
大都会での入院困難などを考えるに、今回の体験を通じ、医療提供体制の整備、強化は政治の責任と痛感します。
7キロ痩せての退院です。気をつけながら体勢を整えて、公務に励みます。
直接、間接にたくさんの方々からお見舞いのメッセージをいただききました。ご心配をおかけしましたすべての皆様に、感謝の念ともにご報告申し上げます。
退院のご報告に頂いたご厚情に感謝
本当にたくさんの方々から、このFacebook以外も含めて、真情あるメッセージを頂戴しました。心より感謝申し上げます。
今日は、晩夏を伝えるミンミンゼミに加え、咲き続けてくれたノウゼンカズラにモンキアゲハがやってきてくれました。お帰りメッセージかなと勝手に思っています。
また、韓国の月進会名誉会長から、滋養強壮に食べなさいと、韓国海苔が段ボール箱いっぱい!に送られてもきました。ウルウル…
さて、メッセージには、病状のことや治療に関する質問も含まれています。支障のない範囲でお答えしておきます。
私の肺炎は、咳も喉痛も高熱もない無自覚肺炎でした。主治医の先生は、肺全体に炎症があるから、軽症とは言えない、中等症1。これを重篤化させない治療に入りますと説明されました。アビガンの効果は定まっていない。またデルタ株は増殖力が早く落ちる場合があるので、抗ウイルスより、体内闘争で生成された異常な量の酵素の除去に力点を置く。電解質が激減しているのもリスク。これも回復させる。そのために私には生まれて初めて点滴治療です。
さらに先生は免疫暴走を防ぐ必要から、ステロイド剤の服用を並行するとの方針でした。これに10日間。この治療方法で、患者さんは全員帰宅頂いています。安心して治療を受けてくださいと、締めくくられました。たいへん説得力ある説明で、私はまな板のコイとなりました。
ただ、副作用は凄まじく、肝機能異常、血糖値の200越え、血圧の180への急上昇、胃潰瘍防止薬の服用、とうとう食事前にインスリン。血圧降下剤の一日2錠の服用! 人生初の薬漬けとなりました。
しかし先生は織り込み済みで、これらの副作用は、一昨日朝の最終服用後、昨日にはすべての数値の正常化となりました。唯一心配した血圧も、今朝の自宅での測定で120台へと下がったことを確認できました。
この間、高じる不安に対し、防護服の看護師さんたちが、本当によく声をかけて支えて下さいました。
退院時まで、先生にはお目にかかることもなく、一言お礼をと思っていたら、感染症病棟から出る時に偶然森さんですかと声をかけていただきました。このラストチャンスにも感謝しきりです。
なお、味覚障害、臭覚障害は在宅時にピークでしたが、入院中に解消し、食欲も戻っています。父母からもらった身体にも感謝。
私的なご報告をさせて頂きました。
9月定例月議会に復帰