戦争法を許さないピーステント。終盤の三日間を追う。
第3週5日目7月24日
金沢の姉妹都市ベルギーのゲント市から観光に来られた夫妻が、私たちの活動に賛同された。EUを建設してきたヨーロッパ市民には、9条の意義が理解されている。
片言の英語で苦闘していたら、イギリス在住だったという日本人観光客が助けて下さった。ゲント市の夫妻は、自衛隊の海外派兵は、アメリカのプレッシャーかと尋ねた。また、安保法制案に反対するのは素晴らしいと平和市民運動に賛同された。
私は、姉妹都市金沢の市議会議員だと自己紹介したら、是非ゲント市で会いましょうと、立ち去って行かれた。日本の平和主義の変質は、ヨーロッパからも注目されている。止めるために民衆の連帯を。
7月25日
今主張せずに一体いつ主張するのか。考えを述べる、意見を表明することは、市民の責任だ。あと二日間、精一杯訴えよう。
最終日26日のピーステント
居ても立ってもいられないと、市民が発言する。
「戦争はいけないという私の意見を代弁しない国会議員に腹を立てている。市民はもっと意見を言うべきではないか。」
「政府の政策は強い者の立場の政策だと思う。障がいのある子どものおかげで弱い立場の側に立てるようになった。戦争は、弱い立場の者を苦しめる。決して認めない。」
3週21日間のシール投票の集計結果は圧倒的だ。ピーステントはひとまず今日で休止する。8月24日の再開が必要なくなるよう、参議院特別委員会で廃案に追い込もう。