開設式では、呼びかけ人の一人、憲法を守る会代表委員岩淵正明弁護士。「戦争法は破綻している。そして、独裁との闘いだ。」と熱弁を振るった。教職の大先輩憲法会議の東孝二さんは、14歳で敗戦を迎えた体験から。お国のためを半分信じ半分疑っていた自分。誰も口にできなかった。敗戦の瞬間生きる目的を失ったと思った軍国主義教育の恐ろしさを全霊を込めるように語った。私のような世代からすると、安倍政権の存在は許せないと語気を強めた。
共産党石川県委員会、社民党石川県連合が連帯の挨拶。初めての共同行動だ。民主党、連合石川にも参加要請したが、諸般の事情から参加できず、残念だ。
私たちにすれば、特定秘密保護法、解釈改憲閣議決定阻止にテントを張って座り込んできたが、三度、戦争立法阻止の声を上げなければならないとは・・。安倍政権の特異さが際だっているではないか。
「中国が攻めてくる。備えあれば憂いなしだ!」(これは個別的自衛権の問題だ)と聞く耳を持たない一部市民とも出会うが、生徒、学生、青年から高齢者までよくチラシを受け取り、シール投票に応じてくれる。反対が圧倒的だ。
「防衛」軍事力が戦端を開いてきた歴史、侵略するぞと始めた戦争はないこと、アメリカが世界の平和の守り手などというのは誤解も甚だしいこと、アメリカは自分の国土で防衛戦争をしたことはなく、他国の領土で戦争を繰り返してきたこと、不戦憲法と専守防衛の歯止めが、戦争直接参加をさせてこなかったこと、それが戦争をしない国、軍隊を出さない国日本の信頼を生み、武装勢力の憎悪報復の対象にならないできたこと・・・平和主義のソフトな力こそが、私たちを守ってきたことがわかる。殺さないことが、殺されないことの前提だ。殺させるなと言おう。
ほとんどの国会議員たちは、立法府の良識を失い翼賛化した。主権者の声しかない。明日以降も街頭に立ち続ける。ピーステントは、金曜日まで15時から18時で継続する。土日は11時から15時まで市民を迎える。