社民党全国自治体議員団研修会

11855611_537566133062089_427219720859188542_n[2] 8月18日午後から二日間、富山市で社民党の自治体議員夏季研修会に参加した。
 中央情勢では、安保法案参議院の山場は、自民党総裁選に絡み、9月10日前後になろうと見通しが報告された。二日目は、議会改革講座、子ども・子育て新制度の課題講座、そして分科会の日程となった。


初日の議会改革講座
では、

11898893_537566149728754_4058875661177961647_n[1] 「二元代表制におけるその戦略とは」と題し、講師の三重県自治研究センター上席研究員高沖秀宣氏が問題提起した。地方創生は地方議員の力量に掛かっている。首長に強い権限が与えられている二元代表制に対し、実質的に二元代表制を追求していくこと。そのための戦略がなければならない。戦略を持って政策提言できる議会に。
 定数削減、政務活動費削減、議員報酬削減は議会改悪だ。
 また、考えさせられている。

 

二日目第3講座 子ども・子育て新制度の課題

11873545_537594649725904_2434463910458169321_n[1] 2012年デンマーク視察でお世話になった社民党政策審議会事務局次長小林わかばさんが講演。
 政権交代後の連立政権で福島みずほ少子化担当相時代からスタートした新制度設計。本年4月から本格実施。政権再交代、消費税、社会保障改革の中で紆余曲折してきた。
 すべての子ども・家庭が必要とする支援を提供するのが制度趣旨だ。民間企業参入を促し、サービス料を確保。市町村が関与。個人給付を市町村から施設が法定代理受理。幼保連携認定こども園、保育所、幼稚園が並立。市町村の措置義務は残ったが、安易な民間委託に懸念がある。

 問題核心は、幼児教育が正当に位置づけられていないことだ。この点に於いて、2012年のデンマーク視察での農場幼稚園が紹介された。懐かしい写真に、デンマークの幼児教育思想の体現を見る。
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