8月6日、被爆70周年の広島平和記念式典が始まった。車椅子で、杖をついて高齢の被爆者、遺族がやって来た。そして子どもたちの来場も目立つ。
815黙祷。被爆に倒れた全ての死者に。
松井市長は、被爆者に外国人も含まれていることを述べた。原爆ドームを前に被爆者の思いを深く刻みたい。原爆被害は国境を越える。世界は自分のこととして、絶対悪である核兵器廃絶に手を携えよう。人類愛に基づく武力に寄らない安全保障に国の指導者は力を尽くせ。…
やんわりと安保法制を批判か。
最も注目する子ども代表の平和への誓い。
「水害で大切な人を失った。被爆者の悲しみは想像できる。平和をつないでいきたい。」
安倍首相の挨拶
唯一の戦争被爆国。再検討会議では最終文書の取りまとめできなかったが、諸国際会議で核兵器保有国と非保有国の協力を求め、核軍縮提案を行う。被爆者援護の取り組みに努める。
だが、実態は、日本政府の核軍縮へのリーダーシップ欠如が、原爆症認定が被爆者をカバーし切れないことが批判されているのだ。本気度が伝わってこないと感じるのは私だけか?
核抑止論は机上の空論だ。核兵器に依存しない安全保障に知恵を絞らねばならない。核兵器保有国のリーダーには広島訪問を呼びかける。広島は、世界平和の拠点になる。広島県知事が決意のメッセージ。
学校に被爆証言者が呼ばれなくなった⁈
今朝、ニュースで金沢在住の被爆者西本多美子さんが登場した。近年学校から証言の依頼が無くなったと。日本全体でも被爆体験への関心が若い世代で希薄になっているという。学校の平和教育がどうなっているのか、問い直しが求められる。