8月末は街頭、街頭また街頭!

CNjD31QUcAAaKBu[1] 8月29日土曜日。正午から、民主党の近藤代表、田中金沢総支部長、会派の山本市議、麦田市議、松井市議らと共に、武蔵が辻で連合石川の「安倍政治怒りの街宣」に立った。対米従属でアジア蔑視の安倍政権だ。アメリカと日本の巨大資本の利益のために、自衛隊が、世界どこでもアメリカ侵略軍の傭兵にされる。これが安保法案の本質だ。労働法改悪も、根は一つだ。連合には、戦争法反対の民意を受けて、一番に駆り出される労働者の最大組織の責任において、法案廃案闘争の前面に立ってほしい。

11899832_541465196005516_2153808025441866190_n[1] この後、8団体5日目の連続街宣。兼六園下で、二時間、主として全国からやってきた観光客に安保法案廃案を訴えた。戦争法案許さない連続街宣を始めている。弁士不足の折、白山市から山口俊哉市議、平和運動センター中村事務局長がリレートーク。

桐生悠々展

 街宣を終えて、夕方まで時間があったので、金沢ふるさと偉人館で桐生悠々展を観覧した。
「関東防空大演習を嗤う(わろう)」は有名だ。1933年、信濃毎日新聞主筆時代の有名な社説だ。彼の予言通り、ア11891037_541503849334984_1047536598149834143_n[2]ジア太平洋戦争末期、制空権も制海権も失った日本は、空襲に見舞われ、敗戦する。
 この論説により、退社を余儀無くされた桐生悠々だが、「他山の石」を刊行し、「言わねばならぬこと」を発言し続けた。発禁処分の後に、悠々は生涯を閉じた。終生言うべきことを表明し続けた「反骨の人」だ。ジャーナリズムのありようをも考えさせられる。

 ようやく取り上げるべき在野の人を企画したふるさと偉人館には拍手。先行する20年前、「敗戦50年の夏」の平和運動で、桐生悠々を私たちは日本の侵略展で取り上げたことを思い出す。