金沢市教委は、2006年度から中学校で自由に学校を選択出来るようにする学校選択制度を導入しようとしています。公教育とは何か、子どもたちが地域に根ざして育つことについて考えようと地域の有志が集いを企画しました。私も参画しました。 専修大学教授で東京他全国の動向を追跡調査してきた嶺井 正也さん、品川区で青少年育成に携わってきた区民白石 由紀さんを招いて報告を聞きました。「『自由選択』とは耳障りはいい、しかし、選択基準が特色ある学校はおろか、学力向上にまとまっていくことが予想され、狭い意味の学力競争に拍車がかかり、自己中心、我が子中心のバラバラ教育になる危険性がある。」「そもそも義務教育の学校に特色なんて必要なの?」市教委の姿勢や国の動向に厳しい意見も出されました。 |