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森一敏
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 「多文化共生なまちづくりを考える−開発教育入門ワークショップ」に参加

 第3世界ショップ・アジールの中谷美世子さんたちのグループからお誘いを頂いた。フィリピンのピナツボ噴火被災民である先住民アエタを支援している三鷹市のピナットから、出口まさ子さんが講師に来られた。アエタのカマチレ村に10年前民泊し、復興にかける村人たちの夢を聞いたことが懐かしく思い出される。今は名古屋の松中みどりさんを中心に続けられている教育里親プログラムはそうして始まった。

この日は一日中、ゲームや楽器体験を通じて、異文化体験と自らの文化に対する感性の閉鎖性を自覚させるワークショップで楽しく学習した。

 私が開発教育に関心があるのは、アジアの開発独裁の国々への戦後日本の経済侵略問題と深くリンクしている教育課題と認識しているからだ。マレーシアサラワク州の熱帯雨林が乱伐され、先住民ペナン族が生活の場を追われている問題を「地球の友」の三国さんの力添えを得ながら、授業実践した経験がある。伐採雨林材の大部分は日本に輸入され、使い捨てのコンパネに消費されてきた。砂漠化と地球温暖化問題が大きくクローズアップされているが、そこに大量生産・大量消費の利潤システムが介在していることは、あまり認識されていないのではないか。

 金沢市は、森づくり条例を制定し、地の山と木材資源の育成・活用の施策にとりくみ始めている。私はこれには大賛成である。大量生産・大量消費の利潤システムは、山国日本の林業をも荒廃させてきた。そこに予算を投じ、雇用をうみだす。自然と人間の調和のとれた開発のあり方を模索することである。開発教育は、子どもたちの教育に留まらず、大人たちの世界観の変革をも迫る教育プログラムであると思う。開発を窓口に、平和・人権・共生・環境の問題に存在する関係性を見つめ生き方を創造する教育として、広く手がけられるようになればと思う。


アトリオ前で高校生になったもとの教え子と話す。



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