■第6回都市整備常任委員会 (2007.12.17) |
【12月補正予算案等議案審査】
都市整備局所管
・まちなか住宅建築奨励金、いい街金沢住まいづくり奨励金について
・ふらっとバス新路線上の白菊町地内中村高畠用水暗渠化、路線上の消雪用さく井(せい) 費用
・河川防護柵設置等々
・金沢市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正について
他 計9本
【諸報告】
定住促進部
・ホームページのアクセス数について
緑と花の課
・平成19年度都市樹木害虫防除事業結果及び来年度の防除方針について
道路建設課
・都市計画道路の整備効果について ー小立野古府線(押野陸橋)
他 |
森 かずとしの質問・発言
1.平成19年度都市樹木害虫防除事業結果及び来年度の防除方針について |
森委員 |
1化期、2化期通じて、トータルで散布量が増加しているが、防除検討会ではこれに対してどんな議論があったのか。 |
牧野緑と花の課長 |
散布量の増加は、1化期でのチャドクガの大量発生が影響した。市有地での動力噴霧も散布量を増加させた。2化期では早期防除を徹底したのが功を奏したのか、発生が少なく、散布量も減少できた。アメリカシロヒトリの発生は、気候変動でも左右されるので、さらに発生動向を注視していく。 |
森委員 |
町会長との意思の疎通が疎通が一部でうまくいかなかったというのは、具体的にどういうことだったのか。 |
牧野緑と花の課長 |
町会長の中には、以前の一斉散布に戻ったとの誤解があることが分かったので、文書で間違いであることを徹底した。町会長は、来年度に替わる場合もあるので、来年度も周知を徹底したい。 |
森委員 |
動力噴霧器の使用基準を設けるとは、どんな基準設定を想定しているのか。 |
牧野緑と花の課長 |
動力噴霧器の基準は、防除検討会では、農薬取締法の遵守、必要最小限に散布量を抑えること、周辺地域への事前周知の範囲設定のありかたなどが論議されるだろう。点、線、面という角度から基準を検討していけばとも考えている。 |
森委員 |
町会には、農薬一斉散布への要求が根強くあるように思っている。2000年度の散布量との比較割合が出されているが、2000年度数値は、全国で突出していたことを確認して欲しい。薬剤散布量を抑制しなければならない。市長答弁もあった捕殺防除による早期防除、自己責任の周知徹底のためには、農薬の毒性、化学物質過敏症なども含めて来年度全戸配布のチラシ啓発を行ってはどうか。 |
牧野緑と花の課長 |
市長答弁があったように、捕殺防除が基本である。制度運用の徹底は、とりまとめ役の町会長に行うのが効果的なので、全戸配布ではなく、町会長への周知を徹底させたい。また、市有地での散布量が増加しないよう、庁内連絡会議で徹底したい。 |
上田委員の関連質問 |
防除事業者である造園会社は、動力噴霧器で放水のように薬をまいている。周辺の家にも飛び、苦情が出ている。事業者を指導して欲しい。 |
牧野緑と花の課長 |
防除事業者自身が健康被害を受けることでもある。この問題には関心が高まっている。動力噴霧器使用基準を作る中で、検討されていく。 |