6月22日、国会は何と95日間!9月27日までの会期延長を強行した。安倍政権の下、国家権力というものは、もやはルールも何もあったものではなくなった。ご都合通りに土俵をどこまでも広げていく。
採決できないのは、国民の反対世論が日増しに強まっているからではないか。立憲主義も主権在民も、政権には阻害物以外のなにものでもないと政府自ら表明しているも同じだ。国会は三権分立の自らの存在意義を放棄した。違憲法案をこれ以上、国会で審議すべきではない。廃案以外にない。
私たち社民党石川県連合は、日韓基本条約締結、国交正常化から50年のこの日、違憲の戦争立法阻止を訴えて、加賀方面に街頭宣伝に出かけた。
加賀市アビオシティ前で、第一声。浅村起嘉小松市議は教科書問題から。領土問題、自衛隊、安全保障等に政府見解記述が強化されている。その最右翼の教科書採択が政治的圧力の下で強要されようとしている。戦争をする国と軌を一にしていると。
イオン加賀市店前では、細野祐治元加賀市議が、「見猿言わ猿聞か猿」にならず、戦争立法を阻止しようと呼びかけた。
小松駅前では、この春に県議を引退した山根靖則さんがマイクを握る。経済的徴兵制を狙っているんじゃないか。行かざるを得ない若者たちを作り出してはいけない。そうだ、自衛隊は、自殺の巣になっている。
午後は、白山市に移動した。新しいショッピング街ラスパを前に、山口俊哉白山市議が訴える。武器使用も武力行使も境はない。交戦国日本への変貌の瞬間が訪れると。
そして、野々市市役所周辺から金沢市武蔵が辻、香林坊へ。キャラバン街宣は、金沢の繁華街で佳境を迎える。盛本芳久県議、山本由起子金沢市議、今日は運転に徹してきた清水文雄内灘町議と共に。