志賀原発は廃炉に!
今日5月20日は午前中、志賀原発を廃炉に!訴訟原告団が、月例の街頭宣伝に取り組みました。
直下の活断層を規制委員会有識者会合が確定的に指摘して以来、適合性審査は、北陸電力の追加調査申請に応じて、結論がずるずると引き伸ばされてきました。
その間、安倍政権以降の再稼働路線の下で、規制委員会そのものが政府方針寄りに変質してきました。
その動向に忖度するように、金沢地裁は、国の動向を待ちたいと、結審を先延ばしで今日です。
帰るに帰れない避難者はまだ2万人以上。国の支援が打ち切りや縮小して暮らしは苦しさを増しています。小児甲状腺がんが多発して、被害者の青年たちが新たな裁判を起こしました。刑事責任を問う裁判は、6月の判決を前に、証拠調べもそこそこに雲行きが怪しいとも聞き及んでいます。
あの原発が爆発した時の、底が抜けたような恐怖の日々、金沢でもガイガーカウンターで放射線量を測定して回ったあの日々を思い起こそうではないですか。
ドイツは、ロシア・ウクライナ戦争の影響があっても、だからこそ化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を加速させようと脱原発路線を堅持しました。
志賀原発を廃炉にさせ、次代の環境エネルギーへと転換しましょう。
通行者に、訴訟への注目、ご支援をお願いしました。そうだと、同意していく歩行者もいました。