私たちに揺らぎはないか?
本日、戦争反省に宗門としても取り組む西本願寺派の門徒総代会に招かれて、加賀市文化会館にて講演させて頂きました。
国際法の戦争違法化の道程に逆らうちゃぶ台返しの情勢にあって、非戦平和主義に揺らぎはないか?と問いかけました。
宗教者の方々を前に講演するのは、同和問題に取り組む宗教者連盟に招かれて以来二度目です。
真宗大谷派がいち早く1995年に日本の侵略戦争を反省し、宗門がこれに協力したことを懺悔し、非戦平和のために市民と連帯するとの不戦決議を上げましたが、西本願寺派も東西本願寺を結ぶ非戦平和行動に現在まで取り組んでいます。
ウクライナ戦争の平和的解決を求める声明、安倍元首相の国葬決定に抗議する共同声明も発しています。
旧統一協会と政治の癒着問題や宗教右派がバックアップする改憲運動が活発化する今日の状況に対して、真宗門徒としても思うところがあるとのお話を伺いました。
戦争は政策です。その政策を封じる世界連帯の力を強めるには、戦争の背景を読み解き、権力者の論理を見抜き、真のリアルはなにかを見極める力を私たちが身につけることが必要です。そして国を超えて連帯する。その意味で、揺らぎは、次なる深まりの機会です。
憲法第12条「国民の不断の努力」は 武力で平和はつくれないとの確信を共有する日常の営みだと思うのです。伝わったら嬉しいです。
#武力で平和はつくれない
#憲法改悪NO!
#非戦平和の民衆世界連帯