秋雨の一日 森流に更けていく

 しばらくぶりに落ち着きを取り戻したこの時期にという訳で、兼六中に後付けエレベーター設置費を補正予算化した山野市長に、金沢つながりの会役員、当事者の保護者と感謝の挨拶に出向いた。それから春から続けている呼吸器で地域の学校に通う子どもの保護者付き添い外しの交渉打ち合わせ。
 夕方からは「障害」児と共に歩む教職員と保護者の会で障がい者就労を考える。インクルーシヴな社会には、幾重ものハードルが控えている。

ホームレス支援夜回り

  今日の夜回り、ちょっと動きがあった。以前かなり深い関わりがあった人が戻ってきそうなこと。秋から冬の厳しい季節を控え、健康への不安も聞かれた。本心であってほしいが、酒で失敗を繰り返してきた人が、断酒会の話に関心を示したこと。

 私たちボランティアは、大きなことはできない。だが、大学教員、医療ソーシャルワーカー、元野宿者、断酒会リーダー、そして私など、餅は餅屋で、連携して個人をサポートする。小さなワンストップかな。
 私は、現場と個別課題から制度のあり方と運用の至らざるところを問題提起する。それが私たちの夜回りだ。
 私は日程が合わず参加できないが、10月10日に秋のバーベキュー会を企画している。

 森流一日も更けていく。