衆議院強行可決弾劾!
16日14時過ぎ。ピーステント延長の公園申請手続きから副議長室に帰って、都市政策部長からの連携中枢都市圏施策について説明を受けながら、テレビの本会議強行採決に見入った。維新の党松野代表のスタンドプレーは鼻についたが、公明党の賛成討論は、「合憲」を強調して自己弁護が痛々しく映るほどだ。なぜに、そうまでして政権与党に留まり続けるのか・・・。自衛権の最低限の行使は、自国侵害の排除のみと解釈してきたではないか。憲法前文を虚心坦懐に読めば、それすら認めているとは解釈できまい。ましてや、他国防衛たる集団的自衛権行使は。
政府の行為による武力行使・軍事力による威嚇ほど平和への脅威はないと謳っている。「平和の党」がせざるをえない無理を重ねる解釈への自己正当化は苦しい。故に、声を張り上げ、強弁しなければならない。圧倒的多数の与党にいながら何かを恐れている・・。それは民意だろう。
「私たちは、衆議院強行可決を弾劾し、戦争法案だけではなく安倍政権の墓掘り人になるんだ。」
いしかわ四高記念公園口。ピーステントを撤収し、緊急集会の準備に入った集会場所に続々と市民・労働者がやってくる。一般市民の姿も目立つ。思いは同じだ。
県労連の長曽事務局長の司会で、8団体共同の緊急集会開始。この10日間でシール投票1300人。そのうち85%が反対票であることが報告された。呼びかけ人弁護士、憲法を守る会、憲法会議、戦争をさせない1000人委員会・石川、戦争をさせない石川の会、青年法律家協会所属弁護士と、法案採決強行を弾劾する。そして、もう立憲主義も戦争放棄・平和主義も国民主権も民主主義も否定して恥じない安倍政権の打倒以外にないと。
400人は、デモ行進に移り、香林坊から片町を最近流行のラップ調のシュプレッヒコールを夜空に響かせた。
戦争法案絶対反対!
みんなの力で廃案廃案!
安倍政権は退陣退陣!・・・
連呼が金沢の街中の夜空にこだました。あまり見かけない光景、ファッションビルの窓から手を振ってくれる市民の姿も見られた。
こうして、安倍政権の墓掘り運動が始まった。戦争法を許さないピーステントは、抗議・弾劾と安倍政権打倒を呼びかけて、26日日曜日まで打ち抜く。