日時:2021年2月6日(土)13:30~17:00
会場:金沢歌劇座大集会室
主催:社民党金沢
テーマ:「市民と共にあるエネルギー自治政策の可能性」
~金沢市のガス事業・発電事業の民営化問題~
=収録内容(一部割愛)=
主催者挨拶 山本由起子 社民党金沢代表・金沢市議会議員
連帯挨拶 盛本 芳久 社民党県連合代表・石川県議会議員
基調報告 森 一敏 社民党金沢幹事長・金沢市議会議員
金沢市議会での論戦で明らかになったこと
市民団体との連帯のとりくみ報告
自治労公営企業局の地方公営企業の将来展望
に関する見解含む
オンライン基調講演 保坂 展人 世田谷区長
「気候非常事態宣言に伴う世田谷区の取組み」
発言 澤 信俊 金沢星稜大学名誉教授
「世田谷のソーシャルビジネスとの連携政策から
金沢市のガス事業・発電事業の公共的将来展望を考える」
会場内意見交換 フロアからの発言 ほか 自由討論(一部割愛)
金沢市のガス事業・発電事業民営化は
私企業譲渡であり、市民の「民」営化でもない。郵政民営化の嵐の中、衆議院議席を失い、今は世田谷区長として市民参加の再エネ転換政策を先導する世田谷区政からは、15年遅れの古き新自由主義手法に映るだろう。あの郵政民営化では、郵政所有の一等地を狙う大資本の私的参入が「改革」ともてはやされた。そして今、全国均一のユニバーサルサービスが採算の名で危機に瀕している。
翻って、なんといっても金沢には、都市ガスと水力発電という有力な自己資産(社会的共通資本)があるのだから。活かさない手はないのである。それを手放してしまうとは。。。。
翻って、なんといっても金沢には、都市ガスと水力発電という有力な自己資産(社会的共通資本)があるのだから。活かさない手はないのである。それを手放してしまうとは。。。。
2月6日土曜日午後、社民党金沢主催「金沢市政を考える市民集会」。昨年一月末の世田谷訪問から温めてきた保坂展人世田谷区長を招いての民営化問題市民集会は、新型コロナ禍でオンライン講演となったが、想定を超える64人の党員、市民が足を運んでくれた。
ー全日程ー
■主催者挨拶(山本由起子代表)
■社民党県連合代表挨拶(盛本芳久代表)
■基調報告 金沢市議会での論戦で明らかになったこと
市民団体との連帯のとりくみ報告(森一敏幹事長)
□自治労公営企業局長からの地方公営企業の将来展望に関する見解の紹介含む
■オンライン基調講演 保坂展人世田谷区長
「気候非常事態宣言に伴う世田谷区の取組み」
■オンライン報告「気候危機に向けて、私たちは何ができるのか? 世田谷発!再エネ地域間連携で脱炭素社会へ」
大石英司みんな電力株式会社社長
■発言「世田谷のソーシャルビジネスとの連携政策から
金沢市のガス事業・発電事業の公共的将来展望を考える」
澤信俊金沢星稜大学名誉教授
■会場内意見交換
フロアからの発言 ほか自由討論
◇予算編成と全国に先駆けるコロナ対策で多忙を極める中、オンライン講演に出演、3時間半最後まで対話にお付き合い頂いた保坂区長に深く感謝申し上げる。

また、世田谷区の再エネ政策のパートナーである新電力みんな電力大石英司社長にも、オンラインにて創意あふれる報告を頂いた。本当に感謝申し上げる。
さらに、澤信俊さんには、世田谷区の取り組みから見た金沢の民間譲渡方針に対する的確な批判。エネルギー政策は創造性の発揮によって、創造都市に相応しい観光から環境政策へと固有の資産を活かせるし、市民が参加するコモンズ・民主主義のまちづくりを発展させるとの重要な観点を提示していただいた。
3月定例月から6月定例月にかけて、大きな山場が来る。議員の議決責任に働きかけ、斜陽の公営事業などではなく、創造都市、環境未来都市金沢には不可欠なそして将来展望豊かな両資産の価値を再度考えさせる市民の声で当局と議会を包囲しよう。
オンライン会議のホストは初体験。集会討議の進行と併せての運用は、県教組と堪能な仲間たちの助けがなければできなかった。ありがとうございました。コロナをおしての沢山の参加者にも感謝を申し上げます。