6月27日土曜日 今日は一日能登で街頭演説

 社民党石川県連合は、今日明日二日間、県内縦断の街宣キャラバン。初日の今日は好天に恵まれて能登地区を走った。

 新型コロナ禍からの復興は、グリーンリカバリー。気候変動対策の再生可能エネルギー転換は、地方の新たな産業と雇用を生み出す。脱原発・脱炭素なら法整備は、地域経済再生の基盤ともなる。その実現は社民党の政策一丁目一番地だ。その立場から、金沢市のガス事業・発電事業売却に反対してきた。

 この間、コロナ困窮なあえぐたくさんの市民に会ってきた。経済打撃で倒れる人々を支える経済的支援は、分け隔てなくあまねく個人に届かねばならない。その財源は、470兆円を超えてきた大企業中心に偏在する内部留保金だ。本来、この富を生み出したのは労働者だ。派遣など非正規雇用は、全雇用の4割、若者、女性は半数に達する。こうした不安定雇用による労働コスト削減が、内部留保の中身だ。みんなの富はみんなに戻し、苦しんでいる人をみんなで支えよう。

 コロナワクチンには、隠さず正確な情報提供で接種の自己決定を尊重せよ。どさくさ紛れの緊急事態条項創設改憲は許さない。憲法理念に則った対策こそが一人ひとりの命と健康を守るのだ。

 また、新たな中国脅威論の扇動に乗って、アメリカの代理戦争をアジアの海で引き起こさせてはならない。県内の軍事施設はその周辺住居地域とともに攻撃対象になる。アメリカは高見の見物だ。自衛隊明記による集団的自衛権発動の9章改憲はやってはならない。平和仲介外交を基軸に、平和のうちに生き続けられる日本を皆の叡智でつくりあげよう。

 選択的夫婦別姓の制度化。同性婚の法制化。LGBTQの社会的承認。これらは、多様性を尊重し合う市民社会の創造だ。

 福島みずほ党首を先頭に、新生社民党に、困難に向き合いながらも元気に歩み続ける女性がたくさん参加し始めている。党員ではなくとも、社民党サポーターの募集も好評だ。参加型政党として、前進したい。

社民党キャラバン二日目 そして、ガス事業・発電事業市民説明会

# 金沢市ガス事業・発電事業売却問題
 社民党石川県連合のキャラバン街宣は二日目。午前中は金沢市内3箇所で辻立して、盛本県連合代表、山本女性局長と順次マイクを回して新生社民党の政策を語りかけた。
 やはり、新型コロナ禍からのグリーンリカバリー・緑の復興政策の基礎に脱原発。結党と源流を同じくする日本国憲法の改悪阻止・政治経済への具現化、そして男女の平等・性の多様性尊重による個人の尊厳政策だ。昨日から沢山のエールをもらっている。
 キャラバンは、午後加賀地区へと走るが、私はガス事業・発電事業市民説明のため、車を降りた。
 その第4回市民説明会は、30分延長して市民の真摯な訴えか続いた。またしても、譲渡賛成、企業グループからの提案評価の声はまったくなかった。
 やはり、市の譲渡理由は上滑って空回りしている。市民はもっとリアルに資本の論理、公営ライフライン事業の意義、民間市場化の真の意味をよく理解しているのだ。その見立てを見くびってはならない。
 仮契約、議案提出するなと待ったがかけられた。もっともっと意見を聞いてもらいたい、まだ市民は納得していないと。