議会運営に力を持つリベラル結集を

 5月15日の組織議会に向けて、様々な水面下の動きがなされている。
 5月8日付で私が結成に参加した会派「みらい金沢」は、政策力と議会運営に力を持つ第2会派の役割を果たそうと、無所属、民主系、社民系5人が憲法理念とリベラルを一致点にゆるやかにつながった。さらに今後も賛同議員を募る方針だ。
 代表 中西 利雄 幹事長 森 一敏 
 政策調査会長 山本 由起子 事務局長 麦田 徹
 副政策調査会長 松井 隆

私たちの会派原則を以下の確認書にまとめている。

確 認 書

 地方分権が本格化する今日、地方自治を取り巻く環境が厳しさを増す中で、成し遂げられなければならない多くの課題が、目前に待ち受けています。
 このことは、本市の行政においても例外ではなく、金沢市が今後も北陸はもとより、日本海側の中心的な都市として発展するためには、正に行政の力量が問われると同時に、議会の果たすべき役割が益々大きくなるものと考えます。
 こうした現下の厳しい状況から諸課題の前進を期すためには、それぞれの議員が市民の代弁者として、市民本位の政治活動に専念することが大切であり、真に金沢市の発展を願い市民の負託にこたえるため、統一会派「みらい金沢」を結成します。

 金沢市議会における会派「みらい金沢」の届出を行うにあたり、所属する個々の議員活動に支障がでることがないよう会派運営について以下のとおり合意し、確認する。

(1)本会派に所属する各議員は、日本国憲法ならびに地方自治法の基本理念を踏まえ、金沢市議会議会基本条例に則り、市民の負託に応え、市民生活の向上と市勢の発展のために全力を尽くす。

(2)異なる政党・政治団体に所属する議員や、特定の政党・政治団体に所属していない議員の間で、意見の分かれている政治理念や政策課題については、会派として個々の議員が留保する権利を保障する。

(3)会派を構成する議員個々の議会外における主張・意見については、それぞれの見識と判断に委ね、尊重する。ただし、会派として統一見解を明らかにする時は、代表もしくは幹事長をもって行う。

(4)意見書の提出については、会派を構成する全議員の合意を原則とする。

以上