2006年7月26日、27日、福岡市の県中小企業振興センターを会場に、広範な国民連合主催全国地方議員交流会が開催されました。私は、二度目の参加で、「米軍再編と自治体、議会の役割」分科会の座長として論に参加しました。ここでは、中でも感銘深かった経済同友会終身幹事という財界のリーダーを担ってきた品川正治さん(集会初日に82才)の講演要旨を紹介します。「憲法第9条は、中国戦線最前線の体験から得た私自身の揺るぎない座標軸だ。今や憲法という旗は、自衛隊を海外派兵するまでにボロボロになったが、その旗竿は国民が握っている。これからが国民の出番だ。私は孤立してはいないし、悲観してもいない。」そう語った品川さんの言葉は、淡々としてしかし決然とし、21世紀の規範としての第9条を守り育てようとの熱いメッセージが込められたものでした。お元気なうちに金沢でも語って頂きたいと思います。 |