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森一敏
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             08.2.23北陸電力本社包囲行動 報告
 08.2.22副知事申し入れ、08.2.23北陸電力本社包囲行動 報告
〔2008年2月22日、23日〕

 「北陸電力に原発運転の資格なし全国署名」と石川県平和運動センターが、2月22日金曜日午後、山岸勇石川県副知事への志賀原発運転開始不許可申し入れ、そして24日は、強風と雪の中で北陸電力富山本社を500人規模の人間の包囲行動、本社申し入れ行動を行いました。私も両行動に参加しました。
 北陸電力は、去年3月に発覚した志賀原発1号機即発臨界事故8年隠し、「隠さない・隠せないしくみ」で再発防止を強調した舌の根も乾かない昨年12月には、沖合にあるM7規模の巨大地震を引き起こす怖れをもつ活断層の存在を隠していたことが発覚しました。
 国の原子力安全保安院は、責任者の処罰も求めず、石川県も国と電力会社の言いなりの対応です。22日の副知事申し入れでも、活断層の報告が無く、その重大性を報じた新聞記事すら危機管理担当は知らないという体たらくが明らかになりました。それでも、副知事は、原発の安全管理は、国の原子力安全保安院が一元的に管理する法体系であることを理解して欲しい、県は安全管理協議会を通じて、適切な安全管理を行っているつもり、北陸電力の事故再発防止策には信頼が置けると言ってのけました。
  私も原発問題に関わって25年ほどになりますが、国策の科学技術にあっては、その問題性は、常に在野の科学者が立身出世を棒に振って問題提起してきた訳ですし、それが破局的な事故を防いできたと言えます。そして、その在野の科学者や市民科学者、学習を深めた住民の意見を正当に扱ってきませんでした。国や行政の姿勢は、その面でも変わってはいません。
 「安全安心」は治安対策で強調されますが、このような生活に大きな影響を与える国策からの「安全安心」は、全く顧みられていないのです。

 1号機、2号機が停止しても、この間電力不足は起きていません。原発施設そのものが余剰設備であることがはっきりし、運転の再開は収益優先であることが誰にも分かります。全国組織平和フォーラムの北信越ブロック5県から、運転再開ストップと脱原発社会を求めて「志賀原発の運転再開は認めないぞ!国は運転免許を取り消せ!安全審査をやり直せ!」と北電本社社屋に向かってシュプレッヒコールを繰り返しました。代表団15人の申し入れには、通用口で対応するという会社対応は、なにをかいわんや。気温0度の街頭行動は、しかし熱かったです。
  
  チェルノブイリ事故、東海村でのJCO臨界事故 で、放射能漏れの大事故は、人間生活を破滅に追いやることが思い知らされました。自然との調和をまちづくり、経済政策の原点に据えて、地域から行動を地道に積み上げていきましょう。


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