市民の声をしっかりキャッチ、市政に直球勝負を挑みます。

森一敏
森かずとしサイトへようこそ
森かずとしの直球勝負
まちづくり非戦・平和福祉教育後援会リンク集サイトマップ
市議会リポート政策プロフィールごあいさつ活動の足跡お知らせ・予定


次へ
前に戻る
ホーム非戦・平和>08年5月3日「憲法記念日」の行動
 08年5月3日「憲法記念日」の行動
〔2008年5月3日〕

 暑い日でした。良い天気が続きます。新緑が目にまぶしく、市民や観光客が市役所前の広坂通りを行き交いました。そんな中、石川県憲法を守る会が正午から5.3憲法集会を開きました。
 私は社民党の議員団と共に11:00からの市役所前街頭演説に臨み、集会に合流しました。金沢地区平和運動センターの構成労働組合が今年も結集し、広坂から香林坊、片町から竪町商店街を抜けて、13:30からの輝け9条!許すな改憲!県民集会会場の石川厚生年金会館までデモ行進しました。

 アフガン、イラクへと相次ぐ自衛隊の海外派兵、武器輸出原則の緩和、集団的自衛権行使の解禁を目論むなど、小泉政権から安倍政権に到る改憲暴走の政治に、さすがにその本質を市民が見抜き始めました。その結果が、世論調査での改憲容認を3倍に改憲反対が上回る状況を生み出しています。そして今、憲法理念がこの社会でどのように扱われているのかは、1730万人の非正規雇用者、年収二百万以下世代に1000万人、無貯蓄世帯が4分の1、1300万人の後期高齢者を隔離保険化、掛け金が天引きされる年金は目減り、掛け金が毎年上がる、その一方で毎年7万人の一億円超の高額所得者が増え続ける現実が物語っているのです。国会議員が関与する中での映画「靖国」の上映中止、「日の丸」「君が代」を教職員・保護者、そしてついに本性をむき出して子どもたちまでにも強制して恥じない国家主義的な教育行政など、憲法をないがしろにする政治権力の動向は、改めて市民の生存と思想良心・表現の自由を脅かす状況となってきました。

 私は街頭で、「今や武力では平和はつくれない」ことは世界の民衆の共通の認識となりつつあり、世界の宝として非戦平和憲法を守り育てようと心ある人々が日本に集まってきている。世界9条会議が幕張メッセで始まる。第99条では、憲法を守る義務は天皇、政治家をはじめとする公務員など権力の側にある者に課せられている。市民には、第12条で憲法実現への不断の努力、つまり権力監視を求めている。私は、みなさんと協働して憲法の要請に応え、世界規範としての日本国憲法の実現に努力したいと訴えました。
 午後からの「輝け9条!許すな改憲!石川県民集会」には、1500人の市民が駆けつけました。教え子の姿も見かけ、意識の広がりを感じました。しかし改憲を目論む勢力はしたたかで執拗です。護憲意識の広がりに危機感を募らせ巧妙な次の手を打ってくるにちがいありません。油断は禁物です。9条の会呼びかけ人のひとり劇作家の井上ひさしさんが講演した第9条の先駆性について、私は07年3月議会でこのように述べています。

 私は、日本型社会民主主義、すなわち憲法第九条の理念を根幹にした富の公平再配分の社会を地域から構想する政治活動に市民と共にとりくむ原点を再々確認する一日でした。改めて、国際平和主義と同等に重要な憲法条項を書き記してまとめとします。
 こうした条項の内容が邪魔な人たちがいるのです。忘れないでおきましょう。

 第3章「国民の権利及び義務」より
  第11条 基本的人権
   12条 不断の努力
   13条 個人の尊重
   14条 法の下の平等
   15条 普通選挙
   18条 奴隷的拘束、苦役からの解放
   19条 思想及び良心の自由
   20条 信教の自由、政教分離
   21条 表現の自由
   22条 居住、移転、職業の自由
   23条 学問の自由
   24条 男女平等
   25条 生存権の保障
   26条 教育を受ける権利
   27条 勤労の権利、義務
   28条 勤労者の団結権
                         〔日本国憲法 全文 はこちらから



ホームへ戻る
△ページの先頭へ
Copyright(C)森かずとし事務所.All Rights Reserved.