文化事始め

文化事始め

 三連休中日の8日は、金沢湯涌夢二館から山科神社新年祭を挟み、劇団アンゲルス稽古場開きへと走りました。文化の事始めです。

 金沢水曜会は、2月8日に金沢南水曜会と年に一度の合同例会を開きます。その講演を金沢湯涌夢二館の太田館長にお願いしています。

 今日は館長から企画展「夢二の楽譜」の解説を拝聴し、講演「金沢と夢二」の内容に関して打ち合わせしました。湯涌温泉を愛でた竹久夢二は、私の生まれ育った千日町にも足を伸ばしているとのことで、グッと夢二が身近になりました。お話が楽しみです。

 野心的な演劇を創作してきた劇団アンゲルスは、一般社団法人になりました。公的な使命を引き受け、演劇創造から人間中心の社会づくりに貢献しようとの決意が話されました。

 アンゲルスのコンセプトに国際性があります。今日も、中国、モンゴル、そしてインドネシアからやってきている留学生が呼ばれていました。

 文学のまち金沢は、演劇文化のまちになり得ます。そのための仕掛けや施策があっていいと思います。

 金沢演劇人協会会長だった有側末広先生の薫陶を受けた者の一人として、夢を見ます。