76回目の憲法記念日 二つの憲法集会に結集

76回目の憲法記念日

     二つの憲法集会に結集

 武力で平和はつくれない

 石川県憲法を守る会主催の護憲集会には、150人の参加に加え、テレビカメラが並びました。金沢市庁舎前広場護憲集会不許可に対する最高裁判決後の集会に、注目が集まったのです。

 多数意見は論理薄弱、宇賀反対意見に憲法規範(集会・表現の自由)との整合性、論旨明確さを見ます。この反対意見にこそ、私たちの闘いの成果があることを参加者で確認しました。

 11月3日の公布記念日は広場使用を許可する金沢市は、この5月3日は、音楽祭使用を優先しています。その論理は、「市の事務事業に近い」です。憲法記念日の広場使用はまだ果たされてはいません。

 憲法改悪NO!市民アクション主催憲法施行76周年記念県民集会には、400人が結集しました。

 国会の憲法審査会が、自公維新国民民主主導で、緊急事態条項から改憲の突破口を開こうとする中、軍拡増税の憲法破壊が進行しています。

 敵基地攻撃の前線基地として、奄美・沖縄・南西諸島をミサイル要塞化する基地建設が急ピッチで強行されています。「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」から、清水早子さんを招きました。不屈の住民運動が報告されました。

 沖縄・琉球弧の住民を戦火に晒す戦争準備は、全国に波及します。

 私たちは、立憲主義と平和主義に立ち、個人の尊厳にかけて、国家権力の暴走に待ったをかけます。

 そのための県民世論の形成、大きな結集をつくり出します。全国連帯の大きなたたかいの年です。